きり‐みず【切(り)水】
1 花を切り取って、切り口をすぐに水につけること。 2 玄関や庭などに水をまくこと。打ち水。
きり‐みせ【切店/切見世】
江戸の、下等な遊女屋。長屋を仕切って一人ずつ女郎を置き、時間ぎめで客をとった。局見世(つぼねみせ)。鉄砲見世。
キリム【(トルコ)kilim】
トルコ・イラン方面に産する、つづれ織りにしたパイルのないカーペット。
きり‐むぎ【切(り)麦】
小麦粉をこねて、うどんのように細く切った麺(めん)。熱くして食べるものを熱麦(あつむぎ)、冷やしたものを冷や麦といった。《季 夏》
きり‐むす・ぶ【切(り)結ぶ/斬(り)結ぶ】
[動バ五(四)]互いに刀をまじえて切り合う。また、激しく争う。「丁々発止と—・ぶ」「論敵と激しく—・ぶ」
きり‐むね【切棟】
「切妻(きりづま)1」に同じ。
きり‐め【切(り)目】
1 切ったあと。切り口。刻み目。「肉に—を入れる」 2 物事の区切り。切れ目。「仕事に—をつける」
きりめ‐いた【切(り)目板】
切り目縁(えん)に張った板。
きりめ‐えん【切(り)目縁】
縁板を敷居と直角方向に張った縁。濡れ縁に用いる。木口(こぐち)縁。→榑縁(くれえん)
きり‐めどう【切り馬道】
殿舎をつなぐ廊の一部を取り外せるようにし、内庭へ入る通路とした所。