やおよろず‐の‐かみ【八百万の神】
神道における神観念で、きわめて多くの神々。
やき‐おとし【焼(き)落(と)し】
刀剣で、区(まち)のきわまで刃を焼き入れしていないもの。
ヤク【yak】
ウシ科の哺乳類。肩高1.5〜2メートル。雌雄とも角があり、体の下面および尾に長毛が密生し、ふつう黒褐色。チベットからヒマラヤ山脈にかけての高地にすむが、野生のものはきわめて少ない。古くから家畜化...
や‐ち【八千】
はっせん。また、数がきわめて多いこと。多く他の語の上に付けて用いられる。「—草」
やち‐たび【八千度】
八千回。また、きわめて多くの回数。「先立たぬ悔いの—悲しきは流るる水のかへり来ぬなり」〈古今・哀傷〉
やち‐よ【八千代】
八千年。また、きわめて多くの年代。「わが君は千代に—に細(さざ)れ石の巌(いはほ)となりて苔のむすまで」〈古今・賀〉
やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
矢(や)の如(ごと)し
きわめて速いこと、速くまっすぐに進むことのたとえ。「光陰—」「帰心—」
やぶ【藪】
1 草木や竹が生い茂っている所。「—をかきわけて進む」 2 「藪医者」の略。 3 「藪睨(やぶにら)み」の略。 4 「藪蕎麦(やぶそば)」の略。
やま‐だい【山台】
1 歌舞伎の大道具の一。役者が舞台上で腰掛けるのに使う高さ1尺4寸(約42センチ)くらいの台。 2 歌舞伎の大道具の一。常磐津(ときわず)節・清元節などの浄瑠璃連中が出語りのときに座る台。また、...