はつ‐がつお【初鰹】
初夏のころとれる走りのカツオ。江戸時代には黒潮に乗ってきたものが鎌倉・小田原あたりでとれ、珍重された。《季 夏》「目には青葉山ほととぎす—/素堂」
はつ‐こえ【初声】
《「はつごえ」とも》 1 新年の朝初めて聞く鳥の声。《季 新年》 2 各季節に初めて聞く鳥や虫の鳴き声。「ほととぎす汝(な)が—は我(われ)にもが五月(さつき)の玉に交へて貫(ぬ)かむ」〈万・一...
ハジャファティマ‐モスク【Hajjah Fatimah Mosque】
シンガポール、市街中心部にあるイスラム寺院。19世紀半ば、英国人建築家により建造。イスラム建築と西洋建築の折衷した様式として知られる。スラウェシ島のブギス族の王子と結婚した、マラッカ出身の女性ハ...
バイバリク‐いせき【バイバリク遺跡】
《Baibalyk/Байбалык》モンゴル北部にある遺跡。ホッタグウンドゥルの西約15キロメートル、セレンゲ川北岸に位置する。ウイグル王国時代に都城(富貴城)が置かれ、9世紀半ばにキルギス族...
ばかり【許り】
[副助]名詞、副詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 範囲を限定する意を表す。…だけ。…のみ。「あとは清書する—だ」「大きい—が能じゃない」「いそのかみ古き都のほととぎす声—こそ昔なりけれ...
に‐ぎす【似鱚/似義須】
サケ目ニギス科の海水魚。全長約20センチ。体は細長い筒形で、目が大きく、吻(ふん)がとがり、脂びれをもつ。背側は淡青色で腹側は銀白色。干物・練り製品として利用。
なら‐なくに
[連語]《断定の助動詞「なり」の未然形+連語「なくに」》…ではないのに。「めづらしき声—ほととぎすここらの年を飽かずもあるかな」〈古今・賀〉
トルキスタン【Turkestan】
中央アジアの大部分を占める地域の称。名はトルコ人の土地の意で、9世紀以降、住民の多くをトルコ系民族が占める。タリム盆地一帯を東トルキスタン(中国領)、パミールからカスピ海東岸までの一帯を西トルキ...
とら‐ぎす【虎鱚】
スズキ目トラギス科の海水魚。全身約20センチ。体は筒形で、赤褐色に6本の暗褐色の横帯と体側に1本の青色の縦帯がある。本州中部以南に分布。食用。
トラコルーラ【Tlacolula】
メキシコ南部、オアハカ州の町。州都オアハカの南東約30キロメートルに位置する。16世紀建造の聖母の被昇天教会には、チュリゲラ様式の過剰な装飾が施されたサントクリスト礼拝堂がある。毎週日曜日に開か...