ぎゃっこう‐えいせい【逆行衛星】
公転方向が惑星の公転と逆方向の衛星。太陽系では、木星に4個、土星に1個、海王星に1個見つかっている。⇔順行衛星。
ぎゃっ‐こうか【逆効果】
期待したのとは反対の結果が出ること。「しかるばかりでは—を招く」
ぎゃっこう‐しょうわくせい【逆行小惑星】
軌道傾斜角が90度を超える小惑星の総称。太陽系天体の中で逆行する軌道をもつ天体はまれ。1999年に最初の逆行小惑星ディオレッツァが発見された。
ぎゃっこうせい‐いでんがく【逆行性遺伝学】
⇒逆遺伝学
ぎゃっこうせい‐けんぼう【逆行性健忘】
意識障害の起こった時点より以前にさかのぼって思い出すことができない状態。
ぎゃっこうせい‐しゃせい【逆行性射精】
《「ぎゃくこうせいしゃせい」とも》射精の際に、精液が陰茎から外部に放出されず、膀胱へ流れ込んでしまうこと。糖尿病・脊髄損傷や、前立腺の外科手術、特定の薬物の服用などが原因となる。
ぎゃっ‐こうせん【逆光線】
「逆光(ぎゃっこう)」に同じ。
ぎゃっこう‐ほせい【逆光補正】
逆光下で撮影する際、露出補正を行い、そのままでは暗く写ってしまう被写体を適切な露出で撮影すること。また、自動でその補正を行う機能。
ぎゃっこう‐よくせい【逆向抑制】
ある事柄を学習し、次に別の学習をしたとき、先の学習の記憶が干渉を受けて再生しにくくなること。溯向(そこう)抑制。後退禁止。⇔順向抑制。
ぎゃっ‐コース【逆コース】
1 普通と逆の道順。 2 社会の進歩、時代の流れに逆らう動き。昭和26年(1951)ごろから、復古調を皮肉って使われだした語。