ぎょくれいよふたたび【玉嶺よふたたび】
陳舜臣の長編推理小説。昭和44年(1969)刊。著者は本作と「孔雀の道」で第23回日本推理作家協会賞を受賞。
ぎょく‐れん【玉簾】
玉で飾ったすだれ。また、すだれの美称。
ぎょく‐れん【玉輦】
玉で飾った乗り物。天子や貴人の乗り物。また、輦の美称。
ぎょく‐ろ【玉露】
1 玉のように美しい露。 2 煎茶(せんちゃ)の優良品。日覆いをして育てた茶樹の若葉を原料とする。天保年間(1830〜1844)江戸の茶商山本嘉兵衛が宇治で作ったのに始まるという。
ぎょく‐ろう【玉楼】
1 玉で飾った高殿(たかどの)。りっぱな御殿。「金殿—」 2 「白玉楼(はくぎょくろう)」の略。
ぎょくろ‐とう【玉露糖】
白砂糖に葛粉(くずこ)・片栗粉・ひき茶などを加えて水でこね、木型に入れて玉の形に打ち出した菓子。江戸吉原の名物で、熱湯を注いで飲んだ。
玉(ぎょく)を呑(の)・む
証券会社の社員または商品取引員が、顧客から受けた株式や商品の売買を、取引所を通さずに自分が相手方となって成立させ、あたかも委託どおりに売買を行ったように見せかけて、手数料やもうけた証拠金をだまし...
ぎょっかいしゅう【玉海集】
俳諧書。明暦2年(1656)刊。7冊。松永貞徳が選定した発句・付句に、弟子の安原貞室が増補して、貞徳の没後に刊行したもの。貞門の代表的俳諧書。
ぎょく‐こう【玉稿】
⇒ぎょっこう(玉稿)
ぎょく‐へん【玉偏】
⇒たまへん(玉偏)