じ‐ぎり【地霧】
地上に立ったときの目の高さより低い所にたちこめる霧。
こうじ‐ぎり【小路切り】
小路を横切ってまっすぐ行くこと。また、その場所。「—に、前後左右の敵を防ぎかねて」〈太平記・一七〉
つじ‐ぎり【辻斬り】
昔、武士が刀剣の切れ味や自分の腕を試すために、往来で通行人を斬ったこと。また、それを行う者。特に江戸初期には禁令が出るほど横行した。
ねじ‐ぎり【螺子錐】
刃が螺旋(らせん)状になっている錐。まいぎり。
もじ‐ぎり【錑錐】
先が螺旋(らせん)状をし、丁字形の柄をまわしながら穴をあける錐。南蛮錐。もじ。もじり。
いちもんじ‐ぎり【一文字切り】
太い竹を30センチほどに切った花立て。中央部より下に節を一つ残し、水をためるように作ったもの。寸胴切(ずんどぎ)り。
うす‐ぎり【薄切り】
薄く切ること。また、薄く切ったもの。「—のハム」⇔厚切り。
うす‐ぎり【薄霧】
薄くかかった霧。《季 秋》
せ‐ぎり【背切り】
「背開き」に同じ。
せ‐ぎり【瀬切り】
1 水の流れをせきとめること。「—をして水車がかけてあって」〈有島・星座〉 2 水が瀬を押しきって流れること。また、その場所。早瀬。「立田川滝の—にはらへつついはひくらすは君が為とぞ」〈古今六帖・一〉