ぎんがかん‐ぶっしつ【銀河間物質】
銀河間空間に存在する非常に希薄な物質。電離した水素を主成分とするガスが、1立方メートル当たり10個程度存在する。宇宙全体では、暗黒物質を除く通常の物質のおよそ半分が銀河間物質であると考えられている。
ぎんが‐ぐん【銀河群】
数個から数十個程度の銀河の集団。星雲群。
ぎんが‐けい【銀河系】
太陽系を含む多数の恒星を主体とする天体の集団。直径約10万光年、中心の厚さ1.5万光年、周辺部の厚さ1000光年の凸レンズ状の渦巻銀河または棒渦巻銀河で、回転運動をしている。中心の核部分は古い恒...
ぎんがけい‐がい【銀河系外】
銀河系の範囲外であること。系外。
ぎんがけいがい‐せいうん【銀河系外星雲】
⇒銀河2
ぎんがけいない‐せいうん【銀河系内星雲】
銀河系内にあるガスや微粒子からなるガス状星雲。形から惑星状星雲・散光星雲・暗黒星雲などに分類される。銀河星雲。
ぎんが‐ざひょう【銀河座標】
天球座標の一。銀河系のほぼ中心、天の川を通る天球上の大円を銀河赤道とし、経度・緯度に相当する銀経・銀緯を用いて天体の位置を表す座標。銀河系の構造などを研究するのに利用。
ぎんが‐せいうん【銀河星雲】
⇒銀河系内星雲
ぎんが‐せいだん【銀河星団】
⇒散開星団
ぎんが‐せきどう【銀河赤道】
銀河系における天の川を通る大円。銀河座標の銀緯が0度となり、銀河面に含まれる。