くがつ‐がや【九月蚊帳】
秋になってもまだつっている蚊帳。《季 秋》
くがつ‐じん【九月尽】
陰暦9月の末日。秋の終わる日。現在では陽暦の9月末日をいい、秋の深まるころをさす。《季 秋》「—はるかに能登(のと)の岬かな/暁台」
くがつ‐せっく【九月節句】
重陽(ちょうよう)の節句。
くがつのそら【九月の空】
高橋三千綱の小説。剣道を通じ成長する高校生の姿を描く。昭和53年(1978)発表。同年、第79回芥川賞受賞。
く‐がね【黄金】
金(きん)。こがね。「銀(しろかね)も—も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも」〈万・八〇三〉
くがみ‐らくづめ【苦髪楽爪】
苦労しているときは髪が早く伸び、楽をしているときは爪が早く伸びるということ。→苦爪楽髪
く‐がら【句柄】
連歌や俳句などの句のできばえ・品格、また持ち味。「—がすばらしい」
く‐がん【句眼】
詩句の中で眼目となるところ。