きく‐もん【鞠問/鞫問】
[名](スル)罪を問いただすこと。鞠訊(きくじん)。「楽人陳某は—を受けたが、情を知らざるものとして釈(ゆる)された」〈鴎外・魚玄機〉
き‐さき【気先】
気力の発するところ。気勢。「—をくじく」
きくち‐けいこく【菊池渓谷】
熊本県北部、阿蘇(あそ)外輪山北西部にある菊池川源流の渓谷。菊池市に属する。外輪山の伏流水が造り出したもので、6.7キロメートル続く景勝地。一帯の国有林は昭和40年(1965)、九州で初めて自然...
き‐じん【麹塵】
《「きくじん」の音変化》黄色がかった緑色。「—の直垂(ひたたれ)に」〈平家・一〉
ぎ‐しき【儀式】
公事(くじ)・神事・祭事・慶弔などの、一定の作法・形式で執り行われる行事。また、その作法。
きせわた‐がい【着綿貝】
腹足綱キセワタガイ科の巻き貝。海岸の砂泥底にすむ。体は白くナメクジ状で、頭部は盾状。貝殻は半透明で薄く、体内に埋もれている。アサリの稚貝などを食べる。きせわた。
きく【麹】
[音]キク(漢) [訓]こうじ 1 こうじ。「麹塵(きくじん)」 2 酒。「麹君・麹車」
きべ‐は【木辺派】
浄土真宗十派の一。滋賀県野洲(やす)市木部(きべ)の錦織寺(きんしょくじ)を本山とする。錦織寺派。
きのう【昨日】
1 今日より1日前の日。さくじつ。 2 ごく近い過去。「—こそ早苗とりしかいつの間に稲葉そよぎて秋風の吹く」〈古今・秋上〉
機先(きせん)を制(せい)・する
相手より先に行動して、その計画・気勢をくじく。「—・して攻勢に出る」 [補説]「機先を征する」と書くのは誤り。