くそ‐とび【糞鳶/糞鴟】
ノスリの別名。
くそ‐どきょう【糞度胸】
並み外れて図太い度胸。
糞(くそ)の役(やく)にも立(た)た◦ぬ
何の役に立たないことを、ののしりの気持ちをこめていう語。「—◦ぬプラン」
くそ‐ばえ【糞蠅】
キンバエの別名。《季 夏》
くそ‐ふく
《「糞(くそ)拭(ふ)く」の意》便所。かわや。「ほととぎすのむらとり、—におりゐたる」〈かげろふ・下〉
くそ‐ぶくろ【糞袋/糞嚢】
胃・腸などの古称。転じて、からだ・人間のこと。〈名義抄〉
くそ‐ぶな【糞鮒】
フナを卑しめていう語。「川隈(かはくま)の—食(は)めるいたき女奴(めやっこ)」〈万・三八二八〉
くそ‐まじめ【糞真面目】
[形動]まじめすぎて融通がきかないさま。「—な性格」
くそ‐ま・る【糞放る】
[動ラ四]《「まる」は排泄(はいせつ)する意》大便をする。「その大嘗(おほにへ)をきこしめす殿に—・り散らしき」〈記・上〉
くそ‐みそ【糞味噌】
[形動] 1 《糞も味噌も一緒にする意》価値のあるものとないものとの区別ができないさま。「秀作と駄作とを—に扱う」 2 相手をひどくけなすさま。ぼろくそ。「—にこきおろす」