くつ‐なおし【靴直し】
靴を修繕すること。また、その職人。
くつな‐しょとう【忽那諸島】
瀬戸内海の安芸灘(あきなだ)と伊予灘を分ける位置にある島群。愛媛県松山市に属する。平安〜戦国時代、忽那氏の根拠地。
くつ‐ぬぎ【沓脱ぎ/靴脱ぎ】
1 玄関や縁側の上がり口の、履物を脱ぐ所。 2 「沓脱ぎ石」の略。
くつぬぎ‐いし【沓脱ぎ石/靴脱ぎ石】
縁側や式台などの前に置き、履物を脱いでそこに置いたり、踏み台にしたりする石。くつぬぎ。
くつ‐ぬぐい【靴拭い】
靴底の汚れをぬぐうため、入り口に置くもの。棕櫚(しゅろ)の皮や針金などを編んで作る。
くつのおと【靴の音】
森茉莉による随筆集。昭和33年(1958)刊行。
くつ‐の‐こ【沓の子】
沓の底に打ち並べた釘(くぎ)。
沓(くつ)の子(こ)を打(う)・つ
たくさんの人や物がすきまなく立ち並ぶさまをいう。「我も我もと込み入りける程に、—・ったるが如くにて」〈太平記・二九〉
くつ‐はかず【沓穿かず】
俳諧で、下の5文字が句の構成上意味がなく、無用の語であること。
くつ‐ばけ【靴刷毛】
靴の汚れをぬぐい、磨いてつやを出すのに用いるはけ。靴ブラシ。