くに‐の‐はかせ【国の博士】
⇒くにはかせ
くに‐の‐はな【国の花/国の華】
1 国を代表する花。国花。 2 国の誇りとなるもの。 3 文章の美称。
くに‐の‐はは【国の母】
皇后または皇太后のこと。国母(こくも)。「若君、—となり給ひて」〈源・若菜上〉
くに‐の‐まほら【国のまほら】
《「ま」は美称、「ほ」は最もすばらしいことやものの意、「ら」は接尾語》国の中で最もすばらしい所。くにのまほろば。くにのほ。「—をつばらかに示し給へば」〈万・一七五三〉
くに‐の‐まほろば【国のまほろば】
「国のまほら」に同じ。「大和(やまと)は—」〈記・中・歌謡〉
くに‐の‐みこともち【国の宰/国司】
大化の改新以前、朝廷から臨時に諸国に派遣されて、その国の政治を執った者。大化の改新以後は国司となる。
くにのみはしら‐の‐かみ【国御柱神】
天御柱神とともに風をつかさどる神で、奈良竜田大社の祭神。
くに‐の‐みやこ【恭仁京】
⇒くにきょう(恭仁京)
くに‐の‐みやつこ【国造】
《国の御奴(みやつこ)の意》大化の改新以前における世襲制の地方官。地方の豪族で、朝廷から任命されてその地方を統治した。大化の改新以後は廃止されたが、多くは郡司となってその国の神事もつかさどった。...
くに‐はかせ【国博士】
1 大化の改新時の政治顧問であった僧旻(そうみん)と高向玄理(たかむこのくろまろ)に与えられた官名。くにのはかせ。 2 律令制で、諸国に置かれた国学の教官。くにのはかせ。