くみ‐うち【組(み)打ち/組(み)討ち】
1 互いに組み合って争うこと。取っ組み合い。「十八九の時分親爺と—をした事が一二返ある位だが」〈漱石・それから〉 2 戦場で、相手と組み合って討ち取ること。 3 男女交合の絵。春画。枕絵。組み打...
くみ‐お【組緒】
「組紐(くみひも)」に同じ。
くみ‐おき【汲み置き】
水をくんでおくこと。また、くんでおいた水。「断水用の—」
くみ‐おどり【組踊(り)】
1 数人が組んで踊ること。また、その踊り。 2 二つ以上の踊りを組み合わせて構成する踊り。 3 18世紀以来、琉球(沖縄)で伝承されてきた、せりふ・音楽・舞踊からなる古典劇。享保4年(1719)...
くみ‐おび【組帯】
1 古代、男子が礼服(らいふく)に用いた帯。より糸を平らに組み、先に総(ふさ)をつけたもの。 2 糸を組んで作ったひも状の帯。近世初期に流行。
くみ‐かえ【組(み)替え/組(み)換え】
1 組みかえること。再編成すること。「メンバーの—をする」「予算の—」 2 活版印刷で、組版(くみはん)を組み直すこと。 3 生物学で、細胞の減数分裂の際に相同染色体の間で交差が生じたため、同一...
くみかえたんぱく‐ワクチン【組(み)換え蛋白ワクチン】
病原体を構成するたんぱく質を遺伝子組み換え技術によって人工的に作り出し、ワクチンとして用いるもの。B型肝炎ウイルスワクチンなどで実用化されている。
くみかえ‐ディーエヌエー【組(み)換えDNA】
遺伝子組み換えによって、DNAをつなぎ合わせたもの。リコンビナントDNA。
くみかえディーエヌエー‐じっけん【組(み)換えDNA実験】
⇒遺伝子組み換え
くみ‐か・える【組(み)替える/組(み)換える】
[動ア下一][文]くみか・ふ[ハ下二]一度組んだものをとりやめ、別のまとめ方で改めて組む。また、組み合わせを変える。編成しなおす。「日程を—・える」