く‐げ【供笥】
仏前に供える物を盛る器具。
くげ‐あく【公家悪】
歌舞伎の役柄の一。公家の悪役。多く顔を藍色に隈取(くまど)り、陰険な無気味さをもつ。「車引」の時平(しへい)など。
くげ‐え【供花会】
仏に花をささげる儀式。京都六波羅蜜寺で3月に行われた法華八講を結縁供花と称したのに始まり、5月と9月に京都六条長講堂で行われた法会などが著名。
くげ‐かぞく【公家華族】
もと公家で、明治維新後に華族となったもの。
く‐げき【駒隙】
《「荘子」知北遊の「人、天地の間に生くるは、白駒の隙を過ぐるが如く、忽然たるのみ」から》月日が早く過ぎ去ること、人生の短く無常であることをたとえていう語。隙駒(げきく)。
くげ‐こじつ【公家故実】
公家に関する故実。
くげ‐しゅう【公家衆】
《「くげしゅ」とも》武家に対して、朝廷に仕えた人々。堂上衆。公家方。
くげ‐しょはっと【公家諸法度】
「禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと)」の略。
くげ‐でん【公廨田】
⇒くがいでん(公廨田)
くげ‐とう【公廨稲】
⇒くがいとう(公廨稲)