くこ‐ちゃ【枸杞茶】
クコの若葉を乾燥させて茶の代用とするもの。保健・強壮などの効果があるという。
くこ‐めし【枸杞飯】
クコの若芽を炊きまぜた飯。《季 春》「—やわれに養生訓はなく/青邨」
く‐こん【九献】
1 杯を三献(3杯)ずつ三度差すこと。祝儀などでの正式の作法。三三九度(さんさんくど)。「も一つ参れ舅(しうと)殿、三三(さんさん)—重なれば、後は酒宴の余りにて」〈狂言記・吟じ聟〉 2 酒をい...
く‐ご【供御】
《「ぐご」とも》 1 天皇の飲食物、時には、上皇・皇后・皇子の飲食物をいう語。武家時代には将軍の飲食物をもいった。くぎょ。 2 飯(めし)をいう女房詞。
く‐ご【箜篌】
東洋の弦楽器の一。琴(きん)に似た臥(ふせ)箜篌、ハープに似た竪(たて)箜篌、先端に鳳首(ほうしゅ)の装飾のある鳳首箜篌があったが、早くに滅びた。くうご。→百済琴(くだらごと)
くご‐いん【供御院】
平安時代、宮内省大炊寮(おおいりょう)に属し、畿内の料地から収納した供御の稲穀を取り扱った役所。
く‐ごう【口業】
仏語。三業の一。言葉がもとで、善悪の結果を招く行為。語業。
く‐ごう【苦業】
仏語。結果として苦しみを招くような行為。
くご‐かた【供御方】
室町幕府の職名。供御所の役人で、将軍の日常の膳部を調えるもの。
く‐ごころ【句心】
1 俳句を作ろうという気持ち。「—がわく」 2 俳句を味わう能力があること。「—のある人」