くさ‐ぐさ【種種】
種類や品数の多いこと。さまざま。いろいろ。「—の意見」
くさ‐ぐも【草蜘蛛】
タナグモ科のクモ。体長約1.5センチ、黄灰褐色で暗褐色の斑紋がある。低木や生け垣の間に、トンネル形の住居のある棚網を張る。
くさ‐けいば【草競馬】
公営の競馬に対して、農村などで行われる小規模な競馬。
《原題De Camptown Races》フォスターが1850年に作詞・作曲した歌曲。米国の田舎で開催される競馬の情景をうたったもの。
くさけいばるろうき【草競馬流浪記】
山口瞳のエッセー集。全国の公営競馬場、27箇所を巡った競馬旅の記録。昭和59年(1984)刊行。
くさ‐けずり【草削り】
雑草取りや土寄せに用いる農具。ワの字形をした刃に柄をつけたもの。草掻き。万能(まんのう)。
くさ‐ごえ【草肥】
草や木の葉を青いままで田畑の土にすき込んだ肥料。緑肥(りょくひ)。《季 夏》
くさ‐サッカー【草サッカー】
素人(しろうと)が集まって、楽しみとしてするサッカー。
くさ‐しぎ【草鷸】
チドリ目シギ科の鳥。全長24センチほどで、背面は暗緑褐色。腹は白く、脚とくちばしが長い。春・秋に沼や田でみられる。《季 秋》
くさ‐しばい【草芝居】
地方の町や村などで上演する素人芝居。また、田舎回りの芝居。田舎芝居。地芝居(じしばい)。
くさ‐じし【草鹿】
歩射(ぶしゃ)の的。板で鹿の姿を作って革や布を張り、中に綿を入れてつるしたもの。鎌倉時代に始まり、室町時代には大的(おおまと)・円物(まるもの)とともに徒立(かちだ)ちの三物(みつもの)といわれ...