ぐみ‐ざけ【茱萸酒/胡頽子酒】
熟したグミの実を干し、汁を搾り取ってつくった果実酒。《季 秋》
ぐみ‐ぶくろ【茱萸袋/胡頽子袋】
グミを入れた袋。昔、重陽(ちょうよう)の節句に、邪気を払うために身につけたり御帳にかけたりした。茱萸嚢(しゅゆのう)。《季 秋》
ぐみょう‐じ【弘明寺】
横浜市南区にある高野山真言宗の寺。山号は瑞応山。創建は、天平年間(729〜749)行基、弘仁年間(810〜824)空海とも伝える。鎌倉幕府歴代武将の祈願所。坂東三十三所第14番札所。
ぐ‐みん【愚民】
おろかで無知な民衆。「斯(かか)る—を支配するには」〈福沢・学問のすゝめ〉
ぐみん‐かん【愚民観】
(国の支配層が)国民は無能でばかだとする見方。「—に基づく政策」
ぐみん‐せいさく【愚民政策】
為政者がその権力を保つため、人民を政治的に無知な状態にしておこうとする政策。
ぐ・む
[接尾]《動詞五(四)段型活用》名詞に付いて動詞をつくり、そのものが現れはじめる、現れる直前になるなどの意を表す。「涙—・む」「芽—・む」
グムンデン【Gmunden】
オーストリア中部、ザルツカンマーグート地方の町。トラウン湖の北端に面する観光保養地。陶器(グムンデン焼)の産地として知られる。同国最大の陶器メーカー、グムンドナーケラミック社の工場や10世紀創建...
く‐めん【工面】
[名](スル)《「ぐめん」とも》 1 いろいろ手段・方法を考えて手はずを整えること。特に、なんとか工夫して金銭を用意すること。算段。「旅費を—する」 2 金回り。ふところぐあい。「—のいい馴染に...
ぐ‐もう【愚蒙】
[名・形動]おろかで道理がわからないこと。また、そのさま。愚昧(ぐまい)。「小児の隊伍に入るの分際なるを知らず、以て—に誇る者多し」〈吉岡徳明・開化本論〉