事(こと)も愚(おろ)か
おろそか。いいかげん。なみたいてい。「秋の田に紅葉ちりける山里を—に思ひけるかな」〈千載・秋下〉
こし‐づな【腰綱】
1 腰につける綱。高所作業の際に落下防止のためにつける綱など。 2 「息綱(いきづな)」に同じ。
腰(こし)を据(す)・える
1 腰を下げて構える。腰の重心を低くする。 2 落ち着いて事に当たる。腰を落ち着ける。「—・えて研究に当たる」 3 ある場所に落ち着く。腰を落ち着ける。「転勤先に—・える」
腰(こし)を突(つ)・く
1 腰を折って倒れ、しりを地につける。 2 くじける。中途でやめる。「危機をもちこたえられず、ついに—・いた」
こしかけ‐いし【腰掛(け)石】
1 腰を掛けるのに適した石。また、腰を掛けるために置いてある石。 2 著名な人が腰を掛けて休んだといういわれのある石。
こじ‐あ・ける【抉じ開ける】
[動カ下一][文]こじあ・く[カ下二]すきまに物を差し込んだりして無理にあける。「戸を—・ける」
こし‐か・ける【腰掛ける】
[動カ下一][文]こしか・く[カ下二]椅子(いす)・台などの上に腰を下ろす。腰をかける。「ベンチに—・ける」
こじ‐つ・ける
[動カ下一][文]こじつ・く[カ下二]関係のない物事を無理に理由をつけ関係づける。また、無理に理屈づける。「あとから—・けた理由」
こし‐ぎんちゃく【腰巾着】
1 腰につける巾着。 2 いつも、ある人の身辺を離れないで付き従っている人。現代では多く、目上の人に付き従い、御機嫌をとる者をあざける気持ちでいう。「部長の—」
こうむ・る【被る/蒙る】
[動ラ五(四)]《「こうぶる」の音変化》 1 他人から、行為や恩恵などを受ける。いただく。「格別の恩顧を—・る」「ご愛顧を—・る」→御免蒙る 2 災いなどを身に受ける。「損害を—・る」「迷惑を—...