こうぞ【楮】
《「紙麻(かみそ)」の音変化》クワ科の落葉低木。山野に自生する。葉は卵形で先がとがり、二〜五つに裂けるものもある。春、枝の下部の葉の付け根に雄花を、上部の葉の付け根に雌花をつける。実は赤く熟し、...
こい‐う・ける【請い受ける/乞い受ける】
[動カ下一][文]こひう・く[カ下二]頼み込んで、ゆずり受ける。「珍しい切手を—・ける」「命ばかりはさりとも—・け給はんずらん」〈平家・二〉
こう【項】
1 あるまとまりをもつ事柄をさらに細かく分類したものの、一つ一つ。また、それを記述した文章。項目。法律の箇条書きにおける条(じょう)の下位分類や、辞書の一つ一つの見出しとその解説文などにいう。「...
こう【更】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(漢) [訓]さら ふける ふかす かえる かわる 〈コウ〉 1 新しいものと入れかわる。入れかえる。「更改・更新・更迭/変更」 2 夜を五つに分けた時刻。「三...
ごう‐おく【剛臆】
《古くは「こうおく」とも》剛勇と臆病。「大男の—は知らねども、よそより見けるには、あはれ大将かなとぞおぼえける」〈平治・上〉
こ【呼】
[音]コ(漢) [訓]よぶ [学習漢字]6年 1 声をかける。よぶ。「呼応/指呼・疾呼・大呼・点呼・連呼」 2 大声を出す。さけぶ。「呼号/歓呼」 3 名づける。「呼称/称呼」 4 息を吐く。「...
こう‐せい【攻勢】
敵に対し積極的に攻撃をしかけること。また、その態勢。「敵軍に—をかける」「—に転じる」⇔守勢。
ごう・する【号する】
[動サ変][文]がう・す[サ変]《古くは「こうす」》 1 自ら言い広める。表向きにもっともらしく言う。「規模については世界一と—・する」 2 名づける。称する。「平成と—・する」 3 本名のほか...
ご【御】
[名] 1 《「御前(ごぜん)」の略か》貴婦人に付ける敬称。格助詞「の」を介して、呼び名に付ける。「伊勢の—もかくこそありけめと」〈源・総角〉 2 (「御達(ごたち)」の形で)婦人や上級の女房...
げん‐の‐しょうこ【現の証拠】
フウロソウ科の多年草。山野に自生。葉は手のひら状に裂ける。夏、白色や紅紫色の5弁花をつけ、実は熟すと五つに裂ける。地上部を煎(せん)じて下痢止めなどに用いる。名は、効き目がすぐに現れることに由来...