けんあん【建安】
中国、後漢の献帝の代の年号。196〜220年。
けん‐あん【健安】
[名・形動]健康で平穏なこと。また、そのさま。「御—の由、大慶に存じます」
けん‐あん【検案】
[名](スル) 1 形跡や状況などを調べ考えること。 2 医師の診察を受けずに死亡した者の死体について、死亡事実を医学的に確認すること。
けん‐あん【懸案】
前から問題になっていながら、まだ解決されていない事柄。「—事項」「年来の—」
けんあん‐しちし【建安七子】
中国、建安年間を代表する七人の文人。孔融・陳琳(ちんりん)・王粲(おうさん)・徐幹・阮瑀(げんう)・応瑒(おうとう)・劉楨(りゅうてい)をいう。
けんあん‐しょ【検案書】
医師の診察を受けずに死亡した者について、死亡を確認して医師が出す証明書。
けんあん‐たい【建安体】
中国、建安年間に興った詩風。魏の曹操・曹丕(そうひ)・曹植父子や建安七子らが中心。五言詩が定着し、格調も高く、後代の範となった。