けんじょうご‐いち【謙譲語Ⅰ】
敬語の一。話し手が、自分側から相手側または第三者に向かう行為・物事について、その向かう先の人物を高めて述べるもの。特別な語を用いる場合(「伺う」「申し上げる」「お目に掛ける」「差し上げる」など)...
けんじょうご‐に【謙譲語Ⅱ】
敬語の一。話し手が、自分側の行為・物事について、相手に対して丁重に述べるもの。特別な語を用いる場合(「参る」「申す」「いたす」「おる」など)、接辞を付加する場合(「拙著」「小社」など)がある。丁...
けんじょう‐しゃ【健常者】
心身に病気や障害のない者。障害者に対していう。
献上(けんじょう)の鴨(かも)
《江戸時代、将軍に献上する鴨の足を白い紙で包んだところから》着物に似合わず、足袋(たび)や履物をりっぱにしている者を、ののしっていう語。
けんじょう‐の‐そうじ【賢聖障子】
《「げんじょうのそうじ」とも》紫宸殿(ししんでん)の、母屋と北庇(きたびさし)との間の襖(ふすま)障子。東西各4間。中国の三代から唐代までの聖人・賢人32人の姿が描かれている。
けんじょう‐はかた【献上博多】
《藩主黒田侯が江戸幕府に献上したところから》博多織の帯地の上等なもの。中央に独鈷(とっこ)形の文様が織り出してある。
けんじょう‐もの【献上物】
献上する品物。特に江戸時代、将軍が朝廷に、また、諸侯が将軍へ献上した品物。献物(けんもつ)。献上品。
けん‐じょく【見濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。よこしまな思想や見解がはびこること。
けんじょ‐だて【賢女立て】
賢女らしく振る舞うこと。賢女ぶること。「万般(よろず)—が忌々しと」〈露伴・いさなとり〉
けん・じる【献じる】
[動ザ上一]「けん(献)ずる」(サ変)の上一段化。「仏前に花を—・じる」