けん‐ば【犬馬】
犬と馬。また、人に使われる者や身分の低い者をたとえたり、自分をへりくだっていったりする語。
けん‐ばい【犬吠】
犬がほえること。また、その声。「絶えて鶏鳴—を聞かず」〈織田訳・花柳春話〉
けん‐ばい【剣舞】
岩手・宮城両県に分布する民俗芸能。念仏踊りの一種で、鬼剣舞・念仏剣舞・鎧(よろい)剣舞・雛子(ひなこ)剣舞などがある。笛・太鼓・鉦(かね)などの囃子(はやし)で、激しく跳躍しながら踊るものが多い。
けん‐ばい【検梅/検黴】
梅毒の検査をすること。
けんばい‐き【券売機】
乗車券・食券などを販売する機械。「自動—」
けん‐バイト【剣バイト】
金属を切削する旋盤用の刃物(バイト)で、先端が剣のようにとがっているもの。
けん‐ばつ【譴罰】
あやまちを責めて、罰すること。「何等の道理ありとも拿捕追究鹵囚—を受ることなきを云う」〈西周訳・万国公法〉
犬馬(けんば)の心(こころ)
《「史記」三王世家から》臣下が君主に忠節を尽くし、その恩に報いようと思う心。
犬馬(けんば)の年(とし)
《曹植「黄初六年令」から。犬や馬のようにむだに年をとる意》自分の年齢をへりくだっていう語。犬馬の齢(よわい)。
犬馬(けんば)の養(やしな)い
《「論語」為政から》犬や馬にえさを与えるのと同じように、父母を養うのに、ただ衣食を与えるだけで敬意が伴わないこと。