けってい‐ばん【決定版】
1 書物・出版物で、それ以上の修正や増補を必要としない最終的なもの。「漱石全集の—」 2 同一種類のもののうちで、品質・機能などの最もすぐれているもの。「辞書アプリの—」
けってい‐ろん【決定論】
哲学で、一切の事象、特に自由と考えられている人間の意志やそれに基づく行為は、何らかの原因によってあらかじめ全面的に決定されているとする説。必然論。デターミニズム。→偶然論
けっていろんてき‐カオス【決定論的カオス】
⇒カオス2
けつ‐えき【闕腋】
⇒けってき(闕腋)
けっ‐てき【闕腋】
《「けつえき」の連声(れんじょう)》 1 衣服の両わきの下を縫いつけないで、開けたままにしておくこと。また、そのもの。⇔縫腋(ほうえき)。 2 「闕腋の袍(ほう)」の略。
けってき‐の‐ほう【闕腋の袍】
両わきの袖付けの下を縫い合わせないで開け広げたままの袍。襴(らん)がなく、動きやすくしたもの。武官や幼年の束帯に用いた。縫腋(ほうえき)の袍に対していう。わきあけ。襖(あお)。闕腋。
けっ‐てん【欠典/闕典】
規則・規定などが不完全なこと。また、そのもの。「其(その)—を計れば枚挙に遑(いとま)あらず」〈福沢・学問のすゝめ〉
けっ‐てん【欠点】
1 不十分なところ。足りないところ。短所。あら。「—を補う」「—をつく」 2 学校の成績で、必要な点数に足りないこと。落第点。 [用法]欠点・弱点——「燃料を食うのが、この車の欠点(弱点)だ」「...
ケット
《「ブランケット」の略》毛布。《季 冬》「中央に白い—が敷いてあって」〈花袋・妻〉
けっ‐とう【決答】
[名](スル)はっきりと答えること。また、その答え。確答。「此後(こののち)二十日を期して—せよ」〈福沢・福翁自伝〉