こせき‐ぼ【戸籍簿】
同一市町村内の戸籍を、地番号および戸籍筆頭者の五十音の順につづった帳簿。正副2通があり、正本は市役所・町村役場に備え、副本は法務局に保存される。
こせき‐り【戸籍吏】
戸籍に関する事務を取り扱う吏員。旧制上の名称で、市区町村長をさす。
こせ‐こせ
[副](スル) 1 場所が狭くて空間にゆとりのないさま。「—(と)した庭」 2 細かなことにこだわって、ゆとりや落ち着きがないさま。「—(と)動き回る」「—(と)した人物」
こせ‐ごと【こせ言】
しゃれ。軽口。「あれは秀句、—と申して、各のお慰みに仰せらるることでござるが」〈虎明狂・秀句傘〉
こせ‐じ【巨勢路】
巨勢に通じる道。
こ‐せつ【古拙】
[名・形動]古風で技巧的にはつたないが、素朴で捨てがたい味わいのあること。また、そのさま。「—な民芸品」 [派生]こせつさ[名]
こ‐せつ【古説】
昔の人の説。旧説。
こせ‐つ・く
[動カ五(四)]気持ちにゆとりがなく、こせこせする。「多忙に食い殺されはしまいかと思われる程—・いて居る」〈漱石・吾輩は猫である〉
こ‐せと【古瀬戸】
1 瀬戸焼のうち、鎌倉・室町時代に焼かれたもの。釉(うわぐすり)は灰釉(かいゆう)・飴釉(あめゆう)を用いた。 2 茶道で、鎌倉時代の初代藤四郎(加藤景正(かとうかげまさ))作と称する茶入れ・茶...
こせ‐の【巨勢野】
奈良県御所(ごせ)市古瀬付近の野。巨勢山(こせやま)の西麓(せいろく)にあたる。[歌枕]