すか‐すか
[副] 1 切れ味がよく、思いのままに切れるさま。「茨など生いしげりて…—と切って払いて」〈鏡花・竜潭譚〉 2 鼻で数度、外気を強く吸い入れるさま。「あっちこっちに鼻先を振り向け、頻りに—息を...
下端(したば)に付(つ)・く
「下手(したて)に出る」に同じ。「こっちから—・いて、はばかりだの何のと」〈人・辰巳園・初〉
下手(したて)に◦出(で)る
相手に対してへりくだった態度で接する。「こっちが—◦出ればいい気になって」
きそん
[名]若者。「踊りても—十七、八人もまじる役者は笛、太鼓、鉦(かね)」〈後撰夷曲集〉
[形動][文][ナリ]《近世語》うわついているさま。「おお、辛気、そんな—なこっちゃないわいな」〈浄・河...
かま【窯/竈】
《「釜」と同語源》 1 (窯)陶磁器・ガラスや炭などを作るときに、素材を高温度で焼いたり溶かしたりするための装置。ふつう耐火煉瓦(れんが)で造る。 2 (竈)かまど。 3 《自分の領分の意から》...
せい‐もん【誓文】
1 神にかけて誓う言葉。また、それを記した文書。起請文(きしょうもん)。誓紙。 2 相愛の男女が心変わりをしないことを誓って取り交わす文書。多く、遊女と客の間で交わされた。誓紙。 3 (副詞的に...
アラン‐とう【アラン島】
《Isle of Arran》英国スコットランド南西部、クライド湾に浮かぶ島。中心となる町はブロディック。本島とは連絡航路で結ばれる。観光業が盛んで、スコッチウイスキーやビールの産地としても知ら...
言(い)わないことではな・い
そうなると、あらかじめ言っておいたのに、それ見たことか。自分の助言を無視してしくじった人を非難していう言葉。言わんこっちゃない。
あま・い【甘い】
[形][文]あま・し[ク] 1 砂糖や蜜(みつ)のような味である。「あっちの水は苦(にが)いぞ、こっちの水は—・いぞ」→五味(ごみ) 2 塩けが少ない。辛くない。「味つけが幾分—・かったようだ」...
いらっしゃい
《「いらっしゃる」の命令形》 1 おいでなさい。「こっちへ—」「まだ寝て—」 2 歓迎の心持ちを表すあいさつの言葉。「いらっしゃいまし」の略ともいう。「やあ—。どうぞお上がりください」