こてん‐ご【古典語】
1 明治以前の古典に用いられている語で、現代では一般には用いられないか、または意義に変化のある語。古語。 2 古く存在した言語で、現在の文化に至る影響をもつもの。特にヨーロッパで、その文化の基調...
こてん‐しゅぎ【古典主義】
古代ギリシャ・ローマの作品を規範とし、理性・調和・形式美を追究する芸術思潮。文学では17、8世紀にフランスのラシーヌ・モリエール、ドイツのゲーテ・シラーらによって展開された。美術では、ルネサンス...
こ‐てんじん【小天神】
江戸時代、上方の遊里で、遊女の階級の一。天神の下、囲(かこい)の上。
こ‐てんせき【古典籍】
明治元年(1868)頃以前に、日本で書写または印刷された書籍や記録文書で、現代において価値が認められるもの。
こてん‐てき【古典的】
[形動] 1 古典とよばれるにふさわしい文化的な価値があるさま。「—な名著」 2 古典を重んじ、伝統や形式を尊ぶさま。「—な図柄」
こてんてき‐じょうけんづけ【古典的条件付け】
条件反射を形成する条件付け。パブロフの行った実験が有名。→道具的条件付け
こてん‐とうけいがく【古典統計学】
⇒記述統計学
こてん‐とうけいりきがく【古典統計力学】
古典力学に基づいて原子や分子の運動を取り扱う統計力学。極低温・高密度の現象の場合、量子力学を用いる量子統計力学との違いが顕著になるが、高温(常温)・低圧(常圧)の場合は古典統計力学による近似が成...
こてんとげんだいぶんがく【古典と現代文学】
山本健吉による文芸評論。昭和30年(1955)刊行。第7回読売文学賞文芸評論賞受賞。
こてんのひはんてきしょちにかんするけんきゅう【古典の批判的処置に関する研究】
国文学者、池田亀鑑による学術論文。全3冊を昭和16年(1941)に刊行。紀貫之の「土佐日記」の原本再建を通じ、日本古典文学研究における本文批評を理論的に体系化した。