こ‐とびで【小飛出】
能面の一。敏捷(びんしょう)な神通力を見せる神体や鬼畜を表す。大飛出より小ぶりの肉色の面で、「小鍛冶」「殺生石」などの後ジテに使う。
こと‐ふ・る【事旧る/言旧る】
[動ラ上二]古くさくなる。古めかしくなる。言い古される。「みな源氏物語、枕草子などに—・りにたれど」〈徒然・一九〉
こと‐ぶき【寿】
1 祝いの言葉を言うこと。また、その言葉。ことほぎ。「婚姻の—を述べる」 2 めでたいこと。いわい。よろこび。また、その儀式。「—を成す」 3 命の長いこと。長生き。長命。長寿。「—を保つ」
ことぶき‐きょうげん【寿狂言】
歌舞伎で、中村・市村・森田の江戸三座に創建当初から伝承された儀礼的狂言。その座の記念特別興行などに上演された。家狂言。
ことぶきくらべ【寿競】
箏曲(そうきょく)。山田流。2世山木検校太賀一作曲。浦島太郎の竜宮行きを題材に、長寿を祝ったもの。
ことぶき‐ぐさ【寿草】
フクジュソウの別名。
ことぶき‐せんべい【寿煎餅】
もち米を原料にした、紅白・大小の丸形せんべい。表に寿の一字が書いてある。石川県金沢市の銘菓。
ことぶき‐たいしゃ【寿退社】
[名](スル)女性社員が結婚を理由に退職すること。
こと‐ぶ・く【寿く】
[動カ五(四)]《「ことほぐ」の音変化》喜びを言う。祝う。「安らけく治まる御代の太平を—・いてましたが」〈魯庵・社会百面相〉
コトブス【Cottbus】
⇒コットブス