病(やまい)を◦得(え)る
病気になる。病気にかかる。「—◦得てこの地で亡くなる」
やま‐さ・ぶ【山さぶ】
[動バ上二]《「さぶ」は接尾語》山らしいようすをただよわせる。「畝傍(うねび)のこの瑞山(みづやま)は日の緯(よこ)の大き御門に瑞山と—・びいます」〈万・五二〉
やましな‐りゅう【山科流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から山科家がつかさどった装束の製作・着用法。天皇・皇太子の装束調進・衣紋は原則としてこの流儀で行われている。→高倉流
やま‐たず【山たづ】
ニワトコの古名。
やまたず‐の【山たづの】
[枕]ニワトコの枝葉が対生している意から、「むかふ」にかかる。「—迎へ参(ま)ゐ出む君が来まさば」〈万・九七一〉
やまと‐なでしこ【大和撫子】
1 ナデシコの別名。 2 日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
やまなか‐いんし【山中因子】
細胞の初期化を誘導する因子(初期化因子)として山中伸弥らが特定した遺伝子。Oct3/4(オクトスリーフォー)・Sox2(ソックスツー)・Klf4(ケーエルエフフォー)・c-Myc(シーミック)の...
やま‐の‐たおり【山の撓り】
山の尾根のくぼんだ所。「あしひきの—にこの見ゆる天(あま)の白雲」〈万・四一二二〉
やま‐びらき【山開き】
1 霊山などで、その年初めて登山・入山を許すこと。また、その日。開山(かいざん)。《季 夏》「この町の電車をかしや—/誓子」 2 山に新しい道をつくること。 3 江戸時代、江戸深川八幡宮別当永代...
やまぶき‐におい【山吹匂】
女房の装束、または懐紙などの襲(かさね)の色目の名。上を濃い山吹色に、しだいに下を薄い色にしたもの。女房の装束では、この下に青の単(ひとえ)を着る。