こと‐こまやか【事細やか】
[形動][文][ナリ]「ことこまか」に同じ。「—な検討を加える」
こつ・い
[形]勘定高い。こまかい。しわい。「—・い客のくせに、揚げの日は半時も傍におかねば損のやうに吸ひついてゐたさうな」〈浄・生玉心中〉
ささめ‐ゆき【細雪】
こまかい雪。また、まばらに降る雪。《季 冬》 [補説]書名別項。→細雪
ささら‐なみ【細波】
こまかくたつ波。さざなみ。さざれなみ。「風は吹かねども、や、—ぞ立つ」〈梁塵秘抄・二〉
や‐さき【矢先】
1 矢の先。やじり。 2 矢の飛んでくる所。矢おもて。 3 物事が始まろうとする、ちょうどそのとき。「帰ろうとした—に呼ばれる」 4 ねらう目あて。ねらい。「—ノコマカナ人」〈日葡〉 [補説]3...
ひききり‐のこぎり【引(き)切り鋸/挽き切り鋸】
木工用の細身で歯のこまかいのこぎり。
ひ‐まつ【飛沫】
こまかく飛び散る水。しぶき。
ばら‐せん【散銭】
硬貨などの、こまかいぜに。小銭(こぜに)。ばら。
まな‐ご【真砂】
こまかい砂。まさご。「八百日(やほか)行く浜の—も我(あ)が恋にあにまさらじか沖つ島守」〈万・五九六〉
のち‐の‐わざ【後の業/後の事】
「のちのこと2」に同じ。「はかなく日ごろ過ぎて、—などにもこまかにとぶらはせ給ふ」〈源・桐壺〉