こま‐つなぎ【駒繋ぎ】
1 馬をつなぎとめること。また、そのためのもの。こまとどめ。こまとめ。 2 マメ科の草状の低木。山野に生える。高さ60〜90センチ。葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。夏から秋、紅紫色の花を総状に...
こ‐まつばら【小松原】
松がたくさん生えている野原。また、松原を親しんでいう。「わが命を長門(ながと)の島の—幾代を経てか神さび渡る」〈万・三六二一〉
こまつ‐ひき【小松引き】
平安時代、正月初めの子(ね)の日に、野に出て小松を引き抜いて遊んだ行事。子の日の遊び。《季 新年》「雪嶺の襞濃く晴れぬ—/久女」
こまつ‐ひこうじょう【小松飛行場】
石川県小松市にある飛行場。昭和36年(1961)開港。防衛省が設置・管理をしており、航空自衛隊と民間航空が共用する。通称、小松空港。
こま‐つぶり【独楽】
独楽(こま)の古名。「—にむらごの緒つけて、奉り給へりければ」〈大鏡・伊尹〉
こま‐つるぎ【高麗剣/狛剣】
[名]高麗ふうの剣。環頭大刀(かんとうのたち)。 [枕]高麗剣は柄頭に環(わ)があるところから、「わ」にかかる。「—わざみが原の行宮(かりみや)に」〈万・一九九〉
こま‐づかい【小間使い】
1 主人の身の回りの雑用をする女性。 2 禁中に仕えた下級の武士。また、江戸幕府で雑用に使われた下役。
こまづかいのにっき【小間使いの日記】
《原題、(フランス)Le Journal d'une femme de chambre》ミルボーによる小説。1900年刊行。
こ‐まと【小的】
射場の的で、小さなもの。直径およそ1尺2寸(約36.4センチ)以下のもの。⇔大的。
こま‐とどめ【駒留め】
「駒繋(こまつな)ぎ1」に同じ。