ころび‐ね【転び寝】
1 着たままで床を取らずに寝ること。ごろね。うたたね。かりね。 2 男女がひそかに肉体関係をもつこと。私通。「不斗(ふと)した生麦の—からひに増し御恩が深くなり」〈和田定節・春雨文庫〉
ころび‐バテレン【転び伴天連】
江戸幕府のキリシタン弾圧・拷問により、信仰を捨てた宣教師(バテレン)。→転びキリシタン
転(ころ)びを打(う)・つ
転げ回る。寝転ぶ。転び打つ。「夜、瓜を盗むには—・ったがよいと言ふ」〈虎明狂・瓜盗人〉
ころ・ぶ【転ぶ】
[動バ五(四)] 1 ころころと回転しながら進む。ころがる。「子犬が—・ぶように駆けてくる」 2 からだのバランスを失って倒れる。転倒する。「ぬかるみで滑って—・んだ」 3 物事の成り行きが他の...
コロブス【colobus】
オナガザル科コロブス亜科の哺乳類の総称。体毛は長く、絹糸状。親指は退化しており、いぼざるともいう。クロシロコロブスは顔のまわり、肩から腰、および尾の先の房が白いほかは黒色。アフリカの森林の樹上で...
コロプナ‐さん【コロプナ山】
《Coropuna》南アメリカ、ペルー南部、コルディエラオクシデンタル山脈の山。標高6613メートル。アレキパの北西約150キロメートルに位置する。成層火山で、有史以来の噴火はない。
コロボックル
⇒コロポックル
コロボックルむかしむかし
佐藤さとるの連作短編小説。昭和62年(1987)刊行の「小さな人のむかしの話」を、平成24年(2012)の文庫化に際して改題したもの。
コロポックル
《アイヌ語。蕗(ふき)の葉の下に住む人の意。「コロボックル」とも》アイヌ伝説に現れる小人の先住人。坪井正五郎がこの伝説を根拠に、コロポックルを日本の石器時代人だとみる仮説を唱えた。
コロマンデル【Coromandel】
インド南東部、ベンガル湾岸約700キロにわたる海岸。チェンナイなどの都市がある。 ニュージーランド北島、コロマンデル半島西岸の町。ゴールドラッシュとナンヨウスギ科のカウリの伐採で栄えた。当時...