み‐ふ【御封】
《「みぶ」とも》封戸(ふこ)を敬っていう語。「御位を去り、—などのとまるべきにもあらぬを」〈源・賢木〉
みぶ【壬生】
京都市中京区の地名。友禅染めの染色工場が多い。壬生菜の産地。壬生寺がある。
みぶ‐がわ【三峰川】
長野県南東部を流れる川。天竜川最大の支流。赤石山脈の仙丈(せんじょう)ヶ岳南西斜面に源を発し南流し、荒川を合わせてほぼ中央構造線に沿って北流。さらに西に転じて伊那山地を横切り、伊那市の西部で天竜...
みぶがわ‐どおり【壬生川通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の後院通りから南の九条通りに至る。全長約2.7キロ。平安京の壬生大路にあたる。壬生通り。
みぶ‐きょうげん【壬生狂言】
京都市中京区の壬生寺で、毎年4月21日から29日までの大念仏会の期間中に行われる仮面劇。鰐口(わにぐち)・太鼓・笛の囃子(はやし)に合わせて終始無言で演じられる。約30曲を伝承。壬生大念仏。《季 春》
みぶぎしでん【壬生義士伝】
浅田次郎の歴史小説。平成10年(1998)から平成12年(2000)にかけて「文芸春秋」誌に連載。新撰組隊士、吉村貫一郎を主人公とする。平成12年(2000)、第13回柴田錬三郎賞受賞。平成15...
み‐ぶくし【御掘串】
「掘串(ふくし)」の美称。「籠(こ)もよみ籠持ちふくしもよ—持ち」〈万・一〉
み‐ぶし【身節】
からだのふしぶし。「—がみりみり言うほど伸をする」〈秋声・新世帯〉
みぶ‐だいねんぶつ【壬生大念仏】
⇒壬生狂言(みぶきょうげん)
みぶ‐でら【壬生寺】
京都市中京区にある律宗の別格本山。天平宝字5年(761)聖武天皇の勅願により鑑真(がんじん)が開山とされるが、実際は正暦2年(991)三井寺の快賢の造営という。壬生狂言が行われることで有名。心浄...