くすみ‐かえ・る【くすみ返る】
[動ラ四]まじめくさる。また、非常に不愛想にする。苦りきる。「おあまり貰ひが立って『おあまり下さいませう』浪人—・って『あまらぬ』」〈咄・鹿の子餅〉
くしゃみ‐ガス【嚔ガス】
鼻や目などを刺激し、くしゃみや吐き気を起こさせる毒ガス。アダムサイト・ジフェニルクロルアルシンなど。
クズネッツ‐の‐なみ【クズネッツの波】
《Kuznets swings》景気循環の波動の形態の一つで、20年を周期とする成長率循環のこと。米国の経済学者サイモン=クズネッツが明らかにした。クズネッツ循環。
げい‐げき【迎撃】
[名](スル)攻めて来る相手を迎え撃つこと。邀撃(ようげき)。「—ミサイル」「敵機を—する」
けい‐さ【軽鎖】
たんぱく質が大小2つの基本単位で構成されている場合に、分子量の小さい方をいう。例えば、免疫グロブリンを構成する4本のポリペプチド鎖のうち短い2本。L鎖。→重鎖
こ‐からびつ【小唐櫃】
手箱として用いる小さい唐櫃。「近き御厨子(みづし)—などやうの物をも、さりげなくて探し給へど」〈源・宿木〉
こうじょうせん‐しげきホルモン【甲状腺刺激ホルモン】
脳下垂体の前葉から分泌されるホルモン。甲状腺ホルモンの生成・分泌を促す。サイロトロピン。チロトロピン。TSH(thyroid-stimulating hormone)。
こうじょう‐ほう【攻城砲】
要塞(ようさい)や堅固な陣地の攻撃に用いる大口径の火砲。
こう‐しょう【公相】
三公と宰相(さいしょう)。天子を補佐する重職のこと。
こうし‐たい【黄氏体】
中国の花鳥画の一様式。黄筌(こうせん)に始まるもので、鉤勒塡彩(こうろくてんさい)を特色とする精細華麗な画風。富貴体。→徐氏体(じょしたい)