ご‐しんぞう【御新造】
他人の妻の敬称。古くは、武家の妻、のち富裕な町家の妻の敬称。特に新妻や若女房に用いた。ごしんぞ。「吉どん。—さんがもう起きなさいって」〈藤村・桜の実の熟する時〉
こ‐すぎ【小杉】
1 小さい杉の木。 2 「小杉原」の略。「鼻紙に—入れしを見て勘当切り」〈浮・永代蔵・五〉
ごしょの‐いせき【御所野遺跡】
岩手県北部、一戸(いちのへ)町にある縄文時代中期の遺跡。配石遺構群や竪穴住居跡などが発見された。盛り土からは、祭祀(さいし)遺物とみられる土偶などが集中的に出土。令和3年(2021)「北海道・北...
ご‐しょう【後生】
1 仏語。 ㋐死後に生まれ変わること。また、死後の世。来世。あの世。→今生(こんじょう) →前生(ぜんしょう) ㋑死後極楽に生まれること。来世の安楽。極楽往生。「—を願う」 2 他に哀願するとき...
こ‐しょうにん【小商人】
商売の規模の小さい商人。現行商法では、資本額50万円未満で会社組織でないものをいう。こあきんど。
こ‐しお【小潮】
潮の干満の差が最も小さいこと。また、その日。上弦または下弦の月のころに起こる。⇔大潮。
ごし‐うんどう【五・四運動】
1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった反帝国主義運動。第一次大戦後のパリ講和会議で、山東半島の利権返還などの中国の要求が通らず、また、日本の対華二十一箇条要求に対する反発から、学生デモを契...
コサージ【corsage】
1 女性が、胸・襟・肩などに留める小さい花束や花飾り。生花・造花などを使う。コサージュ。 2 ⇒コルサージュ1
こ‐さいばり【小前張】
神楽歌の前張の後半部分。前半の大前張(おおさいばり)より一段と民謡的、通俗的。今日知られるのは、薦枕(こもまくら)・篠波(ささなみ)など9曲。⇔大前張。
こ‐ざいかく【小才覚】
《「こさいかく」とも》ちょっとした機転が利くこと。小利口。