さし‐きず【刺(し)傷】
とがったものでつきさしてできた傷。
さし‐そ・う【差(し)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (「射し添う」とも書く)光がさして輝く。「夕日の薄赤く—・った小さな池」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 2 付け加わる。「心苦しくあはれに細かなる御思ひ—・ひて」〈夜の寝覚・四...
さし‐い・ず【差し出づ/射し出づ】
[動ダ下二] 1 《「さし」は光が射す意》さしはじめる。輝き出る。「日も—・でぬべし」〈枕・三六〉 2 ㋐はっきり姿を現す。ぬきんでる。「さる滝の上に、わらふだの大きさして、—・でたる石あり」〈...
さし‐と・める【差(し)止める】
[動マ下一][文]さしと・む[マ下二] 1 ある行為をやめさせる。禁止する。「新聞の発行を—・める」「出入りを—・める」 2 さおをさして船をとめる。「けふは難波に船—・めて」〈源・澪標〉
けいじ‐しゅうきょう【啓示宗教】
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など、啓示に基づく宗教。啓蒙主義の時代には自然宗教に対して、特にキリスト教をさしてよばれた。
さく・い
[形] 1 性質があっさりしている。気さくである。「なかなか人好きのする風で談話(はなし)をさしても…—・くて面白い」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 材質が粘りけがなく、壊れやすい。もろい。〈日葡〉
さし‐たる
[連体]《動詞「さ(指)す」の連用形+完了の助動詞「たり」の連体形から。特に指定した、が原義》 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)取り立てていうほどの。さほどの。「—相違もない」「—用事もな...
さす‐が【刺鉄】
鐙(あぶみ)の鉸具(かこ)に取り付ける金具。釘形で、回転し、力革(ちからがわ)の穴にさして止める。
ジー‐エム‐エス【GMS】
《Geostationary Meteorological Satellite》静止気象衛星。昭和52年(1977)から平成7年(1995)にかけて打ち上げられた日本の気象衛星「ひまわり」1〜5...
し‐い【四夷】
1 古代中国で、自国を中華というのに対し、四方の異民族をさしていう語。東夷・西戎(せいじゅう)・南蛮・北狄(ほくてき)の総称。 2 四方の服従しない民。「武を以ては—の乱を定(しづ)む」〈平治・上〉