さと‐ご【里子】
他人に預けて育ててもらう子。「—に出す」
さと‐ごころ【里心】
他家や他郷に出ている者が、実家や郷里を恋しく思う心。「—がつく」
さと‐ざくら【里桜】
オオシマザクラに由来する桜の園芸品種の総称。八重咲きで、花の色が白・黄・紅色など多くの品種がある。やえざくら。ぼたんざくら。《季 春》
さとし【諭し】
1 さとすこと。説諭。 2 神仏のお告げ。神託。「神のお—がある」「この雨風、いとあやしき、物の—なり」〈源・明石〉
サトシ【satoshi】
ビットコインの最小の通貨単位。1サトシは0.00000001(1億分の1)BTC。ビットコインのプロトコルを考案したサトシ=ナカモトの名に由来する。
さと‐しり【里知り】
遊里の事情によく通じていること。また、その者。「この—の名取川、世をあだ波に濡るるにや」〈浄・吉野忠信〉
さと・す【諭す】
[動サ五(四)] 1 目下の者に物事の道理をよくわかるように話し聞かせる。納得するように教え導く。「諄々(じゅんじゅん)と—・す」「不心得を—・す」 2 神仏が警告する。告げ知らせる。「天変しき...
さと‐すずめ【里雀】
1 人里近くにすむスズメ。 2 遊里に足しげく通う人。「籠の鳥なる梅川に、焦れて通ふ—」〈浄・冥途の飛脚〉
さと‐ずみ【里住み】
1 「里居(さとい)」に同じ。→内(うち)住み「源氏の君は、上の常に召しまつはせば、心安く—もえし給はず」〈源・桐壺〉 2 出家の意志を持ちながら、果たさずにいること。「人に言ひさまたげられて、...
さと‐だいり【里内裏】
内裏の外に、一時仮に設けられた御所。多くは外戚の摂関家の邸宅を充てた。現在の京都御所も里内裏の一。里御所。今内裏。