うでくらべ【腕くらべ】
永井荷風の長編小説。大正5〜6年(1916〜17)発表。新橋の芸妓駒代を主人公に、彼女をめぐるさまざまの男性を通して当時の風俗を描いた、近代花柳小説の代表作。
うちゅう‐ひこうし【宇宙飛行士】
宇宙船を操縦したり、宇宙空間でさまざまな実験・作業を行ったりする人。アストロノート。宇宙パイロット。 [補説]世界初の宇宙飛行士はソ連(現ロシア)のガガーリンで、1961年にボストーク1号に搭乗...
ウエーブレット【wavelet】
1 小さい波。さざ波。 2 数学で、有限の長さをもつ波。速やかに立ち上がり、減衰する波。ウェーブレット変換では、この波を自己相似的に変化させて重ね合わせることによって、さまざまな信号の波形を再現する。
ウェルトムヌス【Vertumnus】
アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦68センチ、横56センチ。神聖ローマ皇帝ルドルフ2世を古代ローマの豊穣の神ウェルトムヌスに見立てて描いた寄せ絵の一種。トウモロコシやサクランボなど、さまざまな野...
いろ‐りったい【色立体】
色相・明度・彩度の3要素を座標として、さまざまな色を三次元空間の点として配列したもの。
いろ‐ど・る【彩る/色取る】
[動ラ五(四)] 1 色をつける。彩色する。「壁を薄い緑に—・る」 2 化粧する。「ほお紅で—・る」 3 さまざまの色や物を取り合わせて飾る。「花で食卓を—・る」 4 おもしろみや趣などを付け加...
うら‐ない【占い】
うらなうこと。人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること。また、それを職業とする人。卜(ぼく)・筮(ぜい)・占星術・トランプ占い・人相見など、古今東西、さまざまの形式がある。うら。...
イバゲ【Ibagué】
コロンビア中西部、トリマ県の都市。コルディエラセントラル山脈の東斜面、標高約1300メートルに位置する。植民地時代から交通の要地で、周辺のコーヒー、カカオ、サトウキビなどの農産物の集散地として発...
いとはっくつ【異都発掘】
荒俣宏の著作。副題「新東京物語」。失われつつある遺物を手がかりに、軍事、風水などさまざまな切り口から東京の都市の記憶を辿る。昭和62年(1987)刊行。
いぬ【犬/狗】
[名] 1 食肉目イヌ科の哺乳類。嗅覚・聴覚が鋭く、古くから猟犬・番犬・牧畜犬などとして家畜化。多くの品種がつくられ、大きさや体形、毛色などはさまざま。警察犬・軍用犬・盲導犬・競走犬・愛玩犬な...