さる‐とうじん【猿唐人】
人をののしっていう語。唐変木(とうへんぼく)。「曲者(くせもの)の手がポカリと飛んで、礼之進の痘痕は砕けた、火の出るよう。『—め』」〈鏡花・婦系図〉
サルト‐グランデ【Salto Grande】
チリ南部、マガジャネス州のパイネ国立公園にある滝。ともに氷河湖であるノルデンショルド湖からペオエ湖への流出口に位置する。水量が豊富な滝として知られ、観光客が多く訪れる。パイネ大滝。
さるとび‐さすけ【猿飛佐助】
伝説上の戦国時代の忍者。戸沢白雲斎に忍術を学び、真田幸村(さなだゆきむら)に仕えたという。真田十勇士の一人。
さるとり‐いばら【菝葜/猿捕茨】
サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。高さ1〜2メートル。茎は節ごとに曲がり、とげがある。葉は卵円形。雌雄異株で、初夏に黄緑色の小花をつけ、実は熟すと赤い。根茎は漢方で和山帰来(わのさん...
申酉(さるとり)騒(さわ)ぐ
相場格言の一。申年と酉年は価格の変動幅が大きいということ。→辰巳天井
サルトロ‐カンリ【Saltoro Kangri】
カシミール北部のパキスタン支配地域、カラコルム山脈の高峰。標高7742メートル。
さる‐ど【猿戸】
1 庭園の入り口などに用いる簡素な木戸。ふつう、皮付き丸太の柱に、横板に竹の押縁(おしぶち)を縦に打ち付けた両開きの扉を取り付けたもの。 2 内側に取り付けた横木を柱の穴に差し込んで閉める戸。 ...
さる‐どし【申年】
暦法で、十二支の9番目、申に当たる年。また、その年に生まれた人。
さる‐なし【猿梨】
マタタビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地に自生。葉は広楕円形で先がとがる。初夏に白花をつけ、実は球形で、熟すと甘酸っぱく、食用。しらくちづる。こくわ。
さる‐に【猿似】
血縁関係がないのに、顔かたちが似ていること。そらに。「他人の—」