さんさい‐りゅう【三斎流】
茶道の流派の一。細川忠興を開祖として、江戸初期に成立。
さんざ‐か【山茶花】
《「さんさか」とも》「さざんか(山茶花)」に同じ。〈日葡〉
さん‐さがり【三下り】
三味線の調弦法の一。本調子の第3弦を1全音(長2度)下げたもの。粋(いき)や艶(つや)を表し、長唄・小唄に多く用いる。
さん‐さく【三作】
有名な三人の刀工、粟田口吉光・岡崎正宗・郷義弘。また、その刀剣。→奈良三作
さん‐さく【三朔】
「三朔日(さんついたち)」に同じ。
さん‐さく【刪削】
[名](スル)不要の文字などを削り取ること。
さん‐さく【散策】
[名](スル)これといった目的もなく、ぶらぶら歩くこと。散歩。「野山を—する」
さんさ‐しぐれ【さんさ時雨】
宮城県仙台地方の民謡。江戸中期から祝儀歌として流行。本来は手拍子だけの歌で、三味線の伴奏がつくのは明治以降。
さんさ‐しんけい【三叉神経】
延髄から出て、眼神経・上顎(じょうがく)神経・下顎神経の三つに分かれる神経。第五脳神経で、顔面の知覚、咬筋(こうきん)の運動をつかさどる。
さんさしんけい‐せつ【三叉神経節】
三叉神経の感覚神経の細胞体が集まっている部分。側頭骨の錐体先端部に位置し、眼神経・上顎神経・下顎神経に分岐する。