しし‐とうがらし【獅子唐辛子】
トウガラシの栽培品種。果実は楕円形で先が平たく、縦に溝がある。古くから日本で栽培されたピーマン。また、小形のピーマンをいう。ししとう。
しし‐なべ【猪鍋】
「牡丹(ぼたん)鍋」に同じ。《季 冬》
獅子(しし)に鰭(ひれ)
強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。鬼に金棒(かなぼう)。
獅子(しし)に牡丹(ぼたん)
堂々たる獅子の姿に、華麗な牡丹の花を配した図柄。取り合わせのよいもののたとえ。
死屍(しし)に鞭(むち)打(う)つ
《伍子胥(ごししょ)が、楚(そ)の平王の死体を鞭打って父兄の恨みを晴らしたという、「史記」伍子胥伝の故事から》死んだ人の言行を非難する。屍(しかばね)に鞭打つ。
しし‐の‐おもてがわ【獅子の面革】
白革に藍と赤を用いて獅子の顔の文様を型染めにした革。
獅子(しし)の子(こ)落(お)とし
《獅子は、子を生むとその子を深い谷に投げ落とし、よじ登って来た強い子だけを育てるという言い伝えから》自分の子に苦難の道を歩ませ、その器量を試すことのたとえ。
しし‐の‐ざ【獅子の座】
《獅子は百獣の王であるように、仏は人中で最も尊いものであるところから》仏の座る所。また、高徳の僧などの座する所。獅子座。
しし‐の‐つの【鹿の角】
鹿(しか)の角。また、特に、鹿の角を材料とするところから、ばくち用のさいころ。「鹿の角を揉(も)む」の形で、ばくちに興じる意に用いる。「この間は—を揉み損なうて、太郎冠者まで取られてござる」〈虎...
鹿(しし)の角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
「鹿(しか)の角を蜂が刺す」に同じ。