しったん‐がく【悉曇学】
梵語・梵字に関する研究部門。仏教渡来後、経典中の梵語の音訳語や陀羅尼(だらに)を理解するために、日本で始められた。特に、密教関係の学僧により大きな発展をみ、国語学史上にも多くの影響を与えた。悉曇。
しったんさんみつしょう【悉曇三密鈔】
江戸前期の悉曇研究書。7巻。浄厳(じょうごん)著。天和2年(1682)刊。悉曇の音韻・文法、梵字の意義を説き、真言の教義に言及。
しったん‐しょう【悉曇章】
悉曇の字母表。
しったん‐じもん【悉曇字門】
密教で、悉曇文字の42または50字のそれぞれに依託して、特殊な意義を表すこと。「阿」は不生不滅の意を表すとするなど。
シッター【sitter】
1 世話をする人。付き添いの人。 2 「ベビーシッター」「シルバーシッター」などの略。
しっ‐ち【失地】
1 敵に奪われた土地。 2 他に奪われた勢力範囲。失った地位や地盤。「—回復」
しっち【悉地】
⇒しっじ(悉地)
しっ‐ち【悉知】
[名](スル)ことごとく知ること。知りつくすこと。知悉(ちしつ)。「武蔵かねて金内の実直の性格を—しているゆえ」〈太宰・新釈諸国噺〉
しっ‐ち【湿地】
湿気が多く、じめじめしている土地。
シッチェス【Sitges】
スペイン北東部、バルセロナ近郊の観光保養地。バルセロナとタラゴナを結ぶ地中海に沿う海岸線、コスタドラダ(黄金海岸)に位置する。毎年10月にシッチェスカタロニア国際映画祭が開催される。