しほん‐きん【資本金】
1 何か事を行う場合の元手。 2 出資者が企業に拠出した資金。以前は株式会社では、原則として発行済株式の発行価額の総額であり、商法上の法定資本にあたるものであったが、平成18年(2006)5月施...
しほん‐けいすう【資本係数】
産出量一単位を生産するのに必要な最小の投入資本量。資本産出量比率。
しほん‐けっそん【資本欠損】
会社の純資産額(資本総額−負債総額)が、資本金と法定準備金(資本準備金+利益準備金)との合計額よりも少ない状態をいう。
しほん‐こうせい【資本構成】
企業が使用している総資本の構成内容のこと。総資本と自己資本の割合、自己資本と他人資本の割合など。
しほん‐コスト【資本コスト】
企業が調達した使用総資本について負担する費用。配当金・支払利息など。
しほん‐さんか【資本参加】
他の企業との関係を強化するために、相手企業の株式を取得・保有するなどして、資本を拠出すること。広義では、出資比率にかかわらず他企業への出資全般をさすが、狭義では、企業の買収(発行済み株式の2分の...
しほん‐ざい【資本財】
過去の労働の生産物で、生産のために使用される財。原材料のような流動資本財と道具・機械・建物のような固定資本財とに分けられる。→消費財
しほん‐しじょう【資本市場】
金融市場のうち、企業の設備資金や長期運転資金などの取引が行われる市場。株式・社債などの証券市場をさすことが多いが、長期貸出金市場を含めていう場合もある。長期金融市場。
しほん‐しゅうし【資本収支】
ある国に経済活動の拠点を置く個人・法人(居住者)とそれ以外の国に本拠を置く個人・法人(非居住者)との間で行われる資産または負債の受け取りや支払い。金融資産・負債の取得・処分を計上する「投資収支」...
しほんしゅうやくてき‐さんぎょう【資本集約的産業】
労働者一人当たりの設備など固定資産額が大きい産業。重化学工業など。→労働集約的産業