さが‐じょう【佐賀城】
佐賀市にあった旧肥前藩の城。竜造寺氏の城を鍋島氏が拡張し、慶長14年(1609)天守が完成。のち、火災や佐賀の乱で焼失。鯱(しゃち)の門が残っている。
サンフアン‐とう【サンフアン島】
《San Juan Island》米国ワシントン州北西部、フアン‐デ‐フカ海峡にあるサンフアン諸島の主島。オルカ(シャチ)をはじめとするクジラ類のウオッチングや、釣り、シーカヤックなどのマリンレ...
し‐び【鴟尾/鵄尾/蚩尾】
古代の大建築で、大棟の両端につけた飾り。中国に源があり、形は鳥の尾または魚のようで、沓(くつ)にも似ているところから沓形(くつがた)ともいう。後世の鬼瓦・しゃちほこの祖型。
しゃち【鯱】
1 マイルカ科の哺乳類。体長約7メートルのハクジラ。背は黒色、腹は白色。雄の背びれは大きく、直立する。性質は獰猛(どうもう)で、イカ・魚類のほかアザラシ・アシカ・イルカ類、時には群れで鯨などを襲...
しゃち‐がわら【鯱瓦】
「鯱瓦(しゃちほこがわら)」に同じ。
しゃちこ‐ば・る【鯱張る】
[動ラ五(四)]「しゃちほこばる」の音変化。「緊張して—・る」
しゃちばり‐かえ・る【鯱張り反る】
[動ラ四]「鯱張(しゃちほこば)る」に同じ。「血まぶれの剣ひっさげ、—・って帰りけり」〈浄・今国性爺〉
しゃち‐ば・る【鯱張る】
[動ラ四]「しゃちほこばる」に同じ。「我等はあとにと—・って居た」〈浄・忠臣蔵〉
しゃち‐ほこ【鯱】
1 想像上の、魚に似た海獣。頭は虎(とら)に似て背に鋭いとげがあり、尾は空に向かって反り返る。 2 城などの屋根の大棟(おおむね)の両端につける1をかたどった金属製・瓦製などの飾り物。火よけのま...
しゃちほこ‐が【鯱蛾/天社蛾】
鱗翅(りんし)目シャチホコガ科の昆虫。翅(はね)の開張が約5.5センチのガで暗茶褐色。まるみのある翅をもつ。幼虫は静止するときに体の両端を持ち上げ、しゃちほこのような姿勢をとる。食草は、クリ・コ...