しら‐さぎ【白鷺】
サギ科の鳥のうち、全身白色のものの総称。コサギ・チュウサギ・ダイサギなど。はくろ。《季 夏》「—の佇(た)つとき細き草掴(つか)み/かな女」
しらさぎしゅう【白鷺集】
金子薫園の歌集。昭和12年(1937)刊。
しらさぎ‐じょう【白鷺城】
姫路城の異称。
しらさぎものがたり【シラサギ物語】
岩崎京子の児童文学作品。昭和38年(1963)、第4回講談社児童文学新人賞受賞。
しら‐さや【白鞘】
《「しらざや」とも》白木作りの刀の鞘。
知(し)らざあ言(い)って聞(き)かせやしょう
歌舞伎「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」(通称「白浪五人男」)第3幕、浜松屋店先の場で、弁天小僧が居直って正体を明かす長ぜりふの冒頭。
知(し)らざるを知(し)らずと為(な)す是(これ)知(し)るなり
《「論語」為政から》知らない事は、知らないと自覚すること、これが本当の知るということである。
しら‐しげどう【白重籐】
重籐の弓の一。黒漆を塗った上に籐を巻いた部分が最も多いもの。
しらしぶ‐びょう【白渋病】
⇒うどんこ病
しら‐しぼり【白搾り/白絞り】
1 白ごまの種子を加熱しないでしぼった、上質の油。しろしぼり。⇔黒搾り。 2 《「お染久松」の油屋お染の縁で、多く、「知る」に掛けて用いる》知らぬこと、知らぬ人の意。「親達ゃ夢にも—」〈伎・色読販〉