しらたま‐こ【白玉粉】
精白したもち米の粉。寒中の水でさらして作ったものは寒ざらし粉ともいう。
しらたま‐つばき【白玉椿】
白い花が咲く椿。たまつばき。
しらたま‐の【白玉の】
[枕]白玉を貫く緒(を)の意から、「を」を含む地名「緒絶えの橋」「姨捨山(をばすてやま)」などにかかる。「—緒絶えの橋の名もつらし」〈続後撰・恋四〉
しらたま‐の‐き【白玉の木】
ツツジ科の常緑小低木。高山に生え、高さ10〜30センチ。葉は長楕円形で小さく、つやがある。7月ごろ、数個のつり鐘状の白い花が咲く。実は丸くて白い。
しらたま‐ひめ【白玉姫】
霞(かすみ)の異称。
しらたま‐ゆり【白玉百合】
カノコユリの変種で、花が純白色のもの。おきなゆり。
しら‐だいしゅ【白大衆】
官位のない下級の僧。しらだいす。「—・神人(じんにん)・宮仕(みやじ)・専当(せんだう)みちみちて、いくらといふ数を知らず」〈平家・一〉
し‐らち【仕埒/為埒】
《為(し)て埒を明ける意》処置して決着をつけること。しまつ。「その—は、どうつけてくれる」〈万太郎・春泥〉
しら‐ち【白血】
帯下(たいげ)のこと。
しら‐ちゃ【白茶】
1 白みがかった茶色。ごく薄い茶色。 2 「しろちゃ」に同じ。