しろ‐きぬ【白衣】
《「しろぎぬ」とも》 1 染めてない白い衣服。びゃくえ。白装束。「女房の—など、この度(たび)は冬にて、浮文、固文、織物、唐綾など、すべていはむかたなし」〈栄花・初花〉 2 墨染めの衣を着ている...
しろきみねのおとこ【白き嶺の男】
谷甲州による山岳小説。主人公は、登山家の加藤武郎をモデルとしている。平成7年(1995)刊。翌年、第15回新田次郎文学賞受賞。
しろきや【城木屋】
浄瑠璃「恋娘昔八丈(こいむすめむかしはちじょう)」の四段目の通称。また、それを移した新内節の通称。
しろきやま【白き山】
斎藤茂吉の第16歌集。昭和24年(1949)刊。昭和21年(1946)から昭和22年(1947)暮れまで、山形県大石田町に滞在していた期間の作品が中心。
しろ‐きわ【白際】
江戸時代の女官や御殿女中などの化粧法。髪の生えぎわに墨で線を描き、その内側に白粉(おしろい)を塗ってぼかすもの。
しろ‐ぎく【白菊】
「しらぎく1」に同じ。
しろ‐ぎつね【白狐】
1 白い毛をしたキツネ。びゃっこ。 2 ホッキョクギツネの別名。
しろ‐ぎぬ【白絹】
「しらぎぬ」に同じ。
し‐ろく【尸禄】
仕事をしないで、ただ俸禄を受けること。「臣のみだりに受くるを—とす」〈神皇正統記・後醍醐〉
し‐ろく【四六】
1 4と6。また、4分と6分。「—の割合で分ける」 2 4と6を掛けた数。24。 3 「四六判」の略。 4 「四六文(ぶん)」の略。