しん‐みゃく【診脈】
脈をみること。診察すること。「—按腹(あんぷく)をも受けたるなど」〈近世畸人伝・五〉
しん‐みょう【身命】
⇒しんめい(身命)
しん‐みょう【神妙】
[名・形動] 1 人知を超えた不思議なこと。霊妙。しんびょう。「—不可思議な力」 2 心がけや行いが立派ですぐれていること。けなげで感心なこと。また、そのさま。殊勝。しんびょう。「—な心がけ」 ...
しん‐みょう【針妙】
1 宮廷女房の私室にいて、主に裁縫をする上級の女中。「なま—の、衣盗みて小袖になして着たる」〈無名抄〉 2 一般の家庭や寺院で、裁縫をさせるために雇う女。寺院では女人禁制であったので、この名目で...
しん‐みょう【深妙】
[名・形動]《古くは「じんみょう」》奥深くてすぐれていること。また、そのさま。「所謂寸鉄人を殺す—の旨趣を見る事あり」〈逍遥・小説神髄〉
しんみり
[副](スル) 1 心静かに落ち着いているさま。しみじみ。「親子水入らずで—(と)語り合う」 2 もの寂しく、湿っぽい気分になるさま。「別れのあいさつに—(と)する」
しん‐みん【臣民】
君主国において、君主の支配の対象となる人々。明治憲法下において、天皇・皇公族以外の国民。
しん‐みん【神民】
1 日本国民。日本を神国と考えていう。「神国の—である以上、神孫の義務を尽くして」〈藤村・夜明け前〉 2 《「じんみん」とも》「神人(じにん)」に同じ。
しんみん‐しゅぎ【新民主義】
中国の政治思想で、善者が天理に従って人民を教化し、悪者に打ち勝って人民を向上させていこうとするもの。日中戦争中、華北臨時政府によって提唱された。
しん‐みんしゅしゅぎ【新民主主義】
1940年、毛沢東が提唱した中国革命の指導原理。半封建的、半植民地的な中国における革命は、従来のブルジョア民主主義革命ではなく、プロレタリア階級の指導下に、農民など民主的な諸階級が結集して行う、...