じ‐もう【二毛】
白髪まじりの頭髪。また、その年ごろの人。〈和英語林集成〉
じ‐もう【自毛】
(かつらや植毛ではなく)もとから生えている自分の髪の毛。地毛(じげ)。地髪(じがみ)。
じ‐もく【耳目】
1 耳と目。聞くことと見ること。見聞。「—を広める」「—に触れる」 2 多くの人々の注意。「世間の—を集める」 3 ある人の目や耳となって、仕事を助けること。また、その人。「長官の—となって働く」
じ‐もく【除目】
平安時代以降、大臣以外の諸官職を任命する朝廷の儀式。地方官を任命する春の県召(あがためし)の除目、京官を任命する秋の司召(つかさめし)の除目のほか、臨時の除目もあった。除書。
じもく‐じ【甚目寺】
愛知県あま市にある真言宗智山派の寺。山号は鳳凰山。推古天皇5年(597)伊勢の海士(あま)甚目竜麻呂(はだめたつまろ)が海中より観音像を得て創建したと伝える。
耳目(じもく)に触(ふ)・れる
見たり聞いたりする。「—・れるものすべて新鮮に感じた」
じもく‐の‐かん【耳目の官】
1 耳と目。聴覚・視覚の器官。 2 監察をつかさどる官。
じもく‐の‐よく【耳目の欲】
聞きたい見たいという欲望。外界の事物との接触を求める欲望。
耳目(じもく)を驚(おどろ)か・す
世の人々をびっくりさせる。世間に衝撃を与える。「—・す大事件」
耳目(じもく)を属(しょく)・する
《「春秋左氏伝」成公二年から》目や耳をそばだてて、注意を集中する。