じゅう‐ちん【重鎮】
《おもしの意から》ある社会・分野で重きをなす人物。「財界の—」
じゅう‐ちんじょう【重陳状】
鎌倉・室町時代、訴人(原告)の重訴状に対して、さらに論人(被告)が提出した答状。二答状。三答状。
じゅう‐ついほう【重追放】
江戸時代の刑罰の一。追放刑の中で最も重いもの。関所破り・強訴(ごうそ)を企てた者などに科した。田畑・家屋敷を没収し、庶民は犯罪地・住国・江戸10里四方に住むことを禁じ、武士の場合は、犯罪地・住国...
じゅうつう‐ざい【縦通材】
船舶・航空機などで、船体や機体の前後の方向に通して使ってある重要な補強材。船舶の場合には竜骨ともいう。
じゅう‐づめ【重詰(め)】
重箱に料理などを詰めること。また、詰めた料理。《季 新年》
じゅう‐てい【重訂】
[名](スル)書物などの誤りを、再び訂正すること。「研究の進歩に従って—する」
じゅう‐てい【従弟】
年下の、男のいとこ。⇔従兄。
じゅう‐ていおん【重低音】
通常耳にする20〜30ヘルツの低音に対し、それ以下の低音。音というより振動として感じられる。スピーカーにいう。
じゅう‐てき【戎狄/戎翟】
《古代中国で、西方の蛮人を戎、北方の蛮人を狄といったところから》辺境の民族や外国人を卑しんでいう語。戎夷(じゅうい)。
じゅう‐てき【獣的】
[形動]人間が、理性を忘れて本能に任せて振る舞うさま。動物的。「その愛し方が、たまたま—な感じを与える事は」〈志賀・邦子〉