じょう‐き【蒸気/蒸汽】
1 液体の蒸発や固体の昇華によって生じる気体。 2 「水蒸気」に同じ。「やかんから—が立ち上る」 3 「蒸気機関車」「蒸気船」の略。
じょう‐き【縄規】
1 墨糸とぶんまわし。 2 きまり。規則。
じょうきあっしゅくしき‐れいとうサイクル【蒸気圧縮式冷凍サイクル】
圧縮機・凝縮器・膨張弁・蒸発器で構成される回路内で、冷媒を循環させ、液化と気化の状態変化を繰り返すことで、冷却を行う仕組み。冷凍冷蔵機器・空調機器の冷房などに用いられる。圧縮機で高温高圧の気体と...
じょうき‐あつ【蒸気圧】
一定温度で液体または固体と平衡状態にある蒸気の圧力。ふつうは飽和蒸気圧をさす。
じょうきあつ‐おんどけい【蒸気圧温度計】
液体と熱平衡状態にある飽和蒸気の圧力測定により温度を決定する温度計。ヘリウム3が0.65ケルビンから3.2ケルビン、ヘリウム4が1.25ケルビンから5ケルビンまでが国際温度目盛りの標準温度計とし...
じょうきあつ‐こうか【蒸気圧降下】
溶媒に不揮発性の溶質を溶解することにより、蒸気圧が降下する現象。十分希薄な溶液(理想溶液)の場合、ラウールの法則が成り立つ。
じょうきうん‐ばくはつ【蒸気雲爆発】
大気中に拡散した可燃性の蒸気が急速に燃焼して起こる爆発。燃料プラントなどから漏出したガソリンなどが、すぐに着火せず、雲のように拡散した後に着火した場合などに起こる。巨大なファイアボールが発生し、...
じょうき‐がま【蒸気罐】
⇒ボイラー
じょうき‐きかん【蒸気機関】
蒸気の圧力を利用して動力を得る熱機関。高圧の蒸気をシリンダー内に導き、その圧力でピストンを往復運動させる。
じょうき‐きかんしゃ【蒸気機関車】
蒸気機関を動力として走行する機関車。動輪の数によってB型(二軸)、C型(三軸・旅客列車用)、D型(四軸・貨物列車用)などに分けられる。SL。